「あの人とは、運命の赤い糸でつながっている」と思ったことがある人は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?
有多少人想過“我和那個人肯定是被命運的紅線連在一起的”呢?
戀愛に憧れる年頃や、戀愛真っ只中の人、結婚が決まった人などは特に「運命の赤い糸」の存在を信じているかもしれませんね。
憧憬戀愛的人、戀愛中的人、決定結婚的人可能都特別相信,存在所謂的“命運的紅線”。
そんな赤い糸ですが、なぜ赤なのでしょう?
所謂的紅線,為什麼是紅色的呢?
左手の小指につながっている理由も気になりますよね。
大家肯定也很好奇紅線相連于左手小指的理由吧!
今回は「運命の赤い糸」について調べてみました。
這次,小編就為大家介紹一下有關“命運的紅線”。
運命の赤い糸の由來と意味とは?
命運的紅線 其由來和意義是什麼?
運命の赤い糸は、中國の北宋時代(ほくそう時代・960年~1127年)に成立した「太平広記(たいへいこうき)」に記されている以下の物語が由來となっています。
命運的紅線,來源于中國北宋時期(960年~1127年)編纂的《太平廣記》中記載的下面這個故事。
ひとりの青年が旅の途中で不思議な老人と出會います。
一個青年在旅途中遇到了一位奇怪的老人。
その老人は冥界(めいかい・死後の世界、あの世のこと)から來た神様で、現世の人々の結婚を司っており、冥界で結婚する相手が決まると、現世に來て男女の足首に赤い縄を結ぶのだそうです。
這位老人是從冥界來的神,掌管著現世人們的姻緣,一旦在冥界定好了結婚的對象后,就會來到現世,在男女雙方的腳踝上系上紅色的繩子。
「その赤い縄は決して切れず、足首に結ばれると、どんなに離れていても、どんな境遇でも、二人は現世で結ばれる運命になる」と、老人は青年に教えました。
老人告訴青年:“這條紅繩決不會斷,系在腳踝上的話,無論相隔多遠,無論遇到任何困難,兩人都會在現世結合在一起。”
青年が、今の縁談がうまくいくのかどうかを老人に尋ねると、「相手はすでに別の人と赤い縄で結ばれているから、うまくいかない。」と答えました。
青年問老人,那我如今的親事能不能順利進行呢,老人回答說:“對方已經和別人被紅繩系在一起了,所以難以順利進行。”
青年はさらに「自分は誰と赤い縄が結ばれているのか?」と尋ねると、老人は「老婆に背負われて市場にいる3歳の幼女だ」と答えました。
青年又問:“那我和誰系著紅繩呢?”老人回答說:“在菜市場,一個被老婆婆背著的3歲小女孩。”
このことに不満を感じた青年は、幼女を殺すよう召使に命じました。
對此感到不滿的青年,命令仆人去殺掉小女孩。
召使は幼女の眉間に刀を突き刺して逃げますが、幼女は一命をとりとめました。
仆人用刀刺向小女孩的眉間后逃走,但小女孩保住了性命。
それから14年もの間、青年の縁談は決まらず、上司から17歳になる娘を紹介されました。
在那之后的14年間,青年的婚事仍舊沒有著落,青年的上司就把自己17歲的女兒介紹給了他。
上司からその娘の眉間には刀傷があると聞いた青年は、14年前のことを思い出し、當時のことを詳しく聞いたところ、上司は「娘が幼い頃に乳母と市場にいたところ、亂暴者にけがをさせられた」というので、自分が殺すよう命じた娘だと気づきました。
青年從上司那里聽說,他的女兒眉間有刀痕,便想起了14年前的事,仔細詢問了當時的情況,上司說:“女兒小的時候,和乳母在菜市場被歹人刺傷了”,青年這才意識到,原來是那個被自己命令殺死的小女孩。
青年は、老人が言ったことが本當だったことに驚き、男女の組み合わせは冥界の神様が決めることなので逆らうことはできないこと悟り、結婚することにしました。
青年驚訝于老人說的竟然是真的,明白了男女雙方的姻緣皆由冥界的神所決定,不可違逆,于是決定與之結婚。
神様が結んだ縁なのだからと、青年は娘のことをとても大切にし、その後二人は強い絆で結ばれ幸せに暮らしたそうです。
因為是神締結的緣分,所以青年非常珍惜對方,從此兩人結下了深厚的羈絆,過上了幸福的生活。
なぜ赤色なの?
為什麼是紅色的?
赤色の理由は諸説ありますが、中國では、赤い色はおめでたい色だというのが有力です。
關于為什麼是紅色,理由眾說紛紜,但在中國最有力的說法是,紅色是喜慶的顏色。
赤い色は幸せを象徴しており、結婚式などおめでたい行事では赤い色がよく使われています。
紅色象征著幸福,經常用在婚禮等喜慶的儀式上。
ほかに「血縁を意味している」という説もあります。
另外還有“意味著血緣”的說法。
夫婦は他人同士ですが、結婚をすることで血のつながりのある「血縁」と同じくらい濃い関係になることを表しているようです。
雖然夫妻本是陌路人,但是通過結婚,就會變成和有血緣關系的“骨肉至親”一樣親密無間。
左手の小指につながっている理由とは?
相連于左手小指的理由是什麼?
物語の中では「足首に赤い縄」ですが、日本では「左手小指に赤い糸」です。
在故事中是“腳踝上的紅繩”,而在日本是“左手小指上的紅線”。
なぜそのようになったのか定かではありませんが、「結婚指輪」と「ゆびきり」が関係しているのではないかといわれています。
雖然不知道為什麼會變成這樣,但據說是與“結婚戒指”和“拉鉤起誓”有關。
結婚指輪はもともと西洋の習慣です。
結婚戒指原本是西方的習慣。
西洋では昔、心臓は感情を司る「愛」の象徴で、心臓から左手薬指にはまっすぐに太い血管が繋がっていると信じられていました。
在古代西方,心臟是主宰感情的“愛”的象征,人們相信從心臟到左手無名指,直直地連著一根粗血管。
このことから、左手薬指に永遠を意味する指輪をつけることで「命ある限り永遠の愛」や「命をかけた愛」を誓うことになります。
由此可見,把象征著永遠的戒指戴在左手無名指上,就意味著“永恒的愛至死方休”和“賭上性命的愛”。
また、「ゆびきり」は漢字で書くと「指切」になります。
此外,“ゆびきり”寫成漢字的話就是“指切”。
「指切」は、江戸時代(1603年~1868年)の遊郭である吉原で、遊女が意中の男性に小指の第一関節から先を切って渡したことが由來だといわれています。
“指切”一詞來源于江戶時代(1603年~1868年)的花柳巷——吉原,游女們會把小指第一關節得部分切下來交付于中意的男性。
これは心中立(しんじゅうだて・男女が不変の愛を誓うために証拠を立てること)といわれており、小指を切るのはかなりの激痛が伴いますが「それほど愛している」ということを意味しています。
這被稱作“心中立”(男女為了守護彼此之間不變的愛,而立下的證據),切小指伴隨著劇痛,但也意味著“我是那麼地愛著你”。
指ではなく、髪や爪を切って渡すこともありましたが、髪や爪は切ってもまた伸びてきます。
不僅是手指,也有剪頭發或者指甲給別人的,但是頭發和指甲剪了還會再長出來。
切ってしまったら髪や爪と違って二度と生えてはこない小指を渡すことで、誓いの強さを表したのです。
和頭發、指甲不同,把切了就不會再長的小指交給對方,以此來表達誓言的堅定。
しかし、実際には小指を切る遊女は少なかったらしく、指の模造品が出回ったという話もあります。
但是,實際上切小指的游女似乎很少,也有傳聞說市面上已經有了手指的仿制品。
やがてこの「指切」が一般庶民にも広まり、約束を必ず守る意味へと変化しました。
不久,這種“指切”在平民百姓中也開始普及,演變成了必須遵守約定的意思。
永遠の愛を誓う左手、約束を意味する小指から、日本では運命の赤い糸は左手小指につながるということになったようです。
從發誓永恒的愛的左手、意味著約定的小指開始,在日本,命運的紅線一直與左手小指相連。
世界各地に赤い糸の話はあるそうですが、中國のお話は、日本だけではなく東アジアにも広まり信じられています。
據說世界各地都有關于紅線的故事,但是中國的版本不僅在日本,而且在東亞地區也廣為流傳。
「いつかきっと、運命の赤い糸でつながった人と出會える」と考えることは、とてもロマンチックなことだと思いませんか?
“總有一天,一定會遇到那個被命運的紅線所相連的人”,你不覺得這是一件非常浪漫的事情嗎?
自分の左手小指の先から出ている運命の赤い糸は、どこの誰とつながっているのでしょう?
系在你左手小指上的命運的紅線,又會和某處的誰相連呢?
運命の赤い糸は見えないものなので確認することはできないのが殘念です!
但命運的紅線是看不見的,所以很遺憾無法確認那個TA是誰呢!
本翻譯為滬江日語原創,禁止轉載。
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